-- Anne Yeung アン.ヤング
この間、私はLJ451のクラスで田山花袋の短編《少女病》を英語で読みました。このストーリは37歳の男の趣味は電車で女子高校生の姿を観察するの話です。男はいつも電車で少女たちをじろじろ見て、心の中にあの少女たちの美しさとかわいさを絶賛している。その男は別に変な妄想はしないが、もし自分がもっと若いなら、友達になれるかもしれないっていつも考えてる。しかし、あの男には妻と子供もいる。だから他人の目であの男は少し変態に見える。私は英語でこのストーリを読んでるとき、この男はすごく怖い、変態すぎると思いました。だけど、クラスで日本語でもう一度読む時、使い言葉がきれいで、不安の気持ちはなかった。ここでちょっと例を見せたいと思います。
英語:Taking advantage of the crowd of
passengers and the glass between he poured his heart, his very soul into her
beautiful figure, with her white neck, her black hair, her olive ribbon, her
dainty white fingers, her gold, jeweled ring.
日本語:白い襟首(えりくび)、黒い髪、鶯茶(うぐいすちゃ)のリボン、白魚のようなきれいな指、宝石入りの金の指輪――乗客が混(こみ)合っているのとガラス越しになっているのとを都合のよいことにして、かれは心ゆくまでその美しい姿に魂を打ち込んでしまった。
私は日本語のほうがその女の子の美しさを表現できると思う。その男がほんとに心からその女の子の美しさを感心してると思う。でも英語の訳はなぜがちょっと不気味で、ただ変態が電車できれいな女のこをじろじろ見てるイメージしか見えないと思いました。
クラスメイトからもう一つの例をいただきました。日本の映画のセリフ、“私はあなたのことずっと見ていた”が英語の訳で “I have always
been looking at you”になった。本来はローマンティックのセリフなのに英語でそのまま訳するとすごく変な意味になりました。ちょっと台無しと思いましたけど、面白かった。みんなさんはどう思いますか?