2012年11月16日金曜日

谷崎潤一郎について

谷崎の人生の間に書いた本は谷崎自身を語っているところがあります。足フェチ、サディズムと男性には興味を持たないことです。自分の周りの人間を本の中のキャラクタにしたりする所もです。
西洋の影響を受けて、自分は日本ではなくアメリカ人として生まれれば、自分がもっと上を目指し、自分と似ている人たちそして理解してくれる人たちに出会えたかもしれないと最初は思っていたようですが、あとで日本が少し西洋の影響を受けたあと、西洋の影響は谷崎の思った事は違い、昔の日本が自分の本当の居場所であった事を認めました。関西に引っ越したあと、日本文学にまた興味を持ち、東京から消えた日本習慣を関西で見つけました。
ドナルド キーンさんのエッセイを読んだあと、私としては、谷崎は自分の考え方を同じくする場所を探していたんだと思います。谷崎にとって、日本は豊かな国であり、谷崎のサディスティックや足フェチを同じように考える人に出会えないとふんだんだと思います。ですが日本が西洋の影響を受けたあと、おそらく谷崎は思ったほど日本は谷崎が欲しかったように影響されなかったんだと思います。そして、おそらく、西洋の見たくなかった部分を見てしまったんだと思います。


ー金沢 萌

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