川端康成さんが「雪国」で1968年ノーベル文学賞を受賞できたことは翻訳者のエドワード・サイデンステッカーさんのおかげだと言われています。本当にそうかは分かりませんが、サイデンさんは日本文学の一番有名な翻訳者の一人で日本学者でした。彼が英訳した「源氏物語」はほかの翻訳とはぜんぜん違う雰囲気で、まるで別の作品を読んだ気がするほどです。
サイデンさんは翻訳することを本物をまねて偽者を作ることに比べました。しかし彼は翻訳はただ単語の問題ではなくリズムの問題で、日本語の簡潔なリズムは単純にまねられないものだと言いました。それに掛詞、冗談、方言などの文化的な要素も訳しにくいです。たとえば、日本語の冗談を訳す時、その冗談の似ている英語の冗談を探すべきか、それとも冗談の文化的な背景を説明するべきか翻訳者は決定しなければいけません。でも説明された冗談は面白くなくなってしまいます。関西弁はよくアメリカのsouthern accentに翻訳されますが、個人的に好きではありません。
翻訳者は毎文章決断をしなければなりません。翻訳するのは本当に難しいことで、翻訳者たちはえらいと思いました。
-Junesoo Lee
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