2012年10月26日金曜日

鳥(バード)

今回の長編を最初に読み始めたとき、内容が分かりずらかったです。主人公の鳥(バード)は病院にいる事が分かりますが、なぜバードと呼ばれているのかが謎でした。実際的に人でしょうが、私としては、このバードていう人は本当に鳥みたいな人で、その場に居る他の人たちに対して警戒心を立っていました。
あとで先生やクラスメイトから大江健三郎についての情報を聞いたあとでもう一回 「個人的な体験」を読んでみたら、違う感情を感じました。その病院にいる医者達はおそらく見慣れているでしょうが、赤ちゃんの事を物扱いしたとき、なんか気持ちがよくなかったです。死や病気を見慣れていると感情が麻痺すると聞きましたが、この長編の一部を読んで本当にその通りだと思いました。
あと、鳥(バード)の名前についてですが、やはり大江健三郎は絶対意味があってそう名付けたんだと思います。(まだその意味自体が謎ですが。)

ー金沢 萌

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